2018年11月19日月曜日

声が細くなってしまうTさん 埼玉レッスン日記7

今回はレッスン日記は、歌声がどうしても細く、頼りない感じになってしまう
Tさんに関してです。

Tさんは60代の主婦の方で、歌は好きだけど、普段なかなか大きな声を出せないので、しっかり発声を学びたいということで通っていただいてます。

練習曲は杏里さんの「オリビアを聴きながら」です。

この曲は、そんなに声を張るような曲ではないですし、むしろ優しく柔らかく歌い上げるものかなと。

Tさんの場合、それ以上に声がふわふわしてて、細い。

もう少し芯がほしいなと思いました。

そこで、Tさんの姿勢に注目してみました。

どうなっていたかというと、シンプルに猫背。

首は前方に傾倒し、下っ腹が前に突き出てる状態でした。

この状態ではしっかりと呼吸筋を働かせることが出来ません。

呼吸筋はよく耳にするインナーマッスルってやつです。

呼吸筋が働くと、重心が下がり、声が安定してきます。




まず、倒れている首を起こすところから。

後頭部が背中のラインに重なるイメージで、顎を引くように後ろへスライドさせます。

間違った例は、顎を上げて首を起こそうとする状態で、これでは首を起こすことが難しいです。

首の次は、下っ腹。

これは骨盤を真っ直ぐにするイメージでお腹を引っ込める。

真っ直ぐを意識しすぎて反り腰にもならないように気をつけて。

この二点をTさんに実践していただくと、一言、「辛いです…」。

当然です。使ってなかったインナーマッスルが動き始めたからです。

猫背状態で身体が固まってしまっているので、慣れるまで正直しんどいです。

少し慣れるまで、壁に背中をつけながら声を出していきます。


この状態で実際に歌ってみると、始めよりも声に芯が入ってきました。

Tさん自身も、「姿勢はきついですが、声はすごく出しやすい」とのこと。

慣れるまでは、継続あるのみ。


姿勢は、歌以前に健康そのものに関わってくること。


普段から出来る事をやっていきましょう!


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