2018年7月1日日曜日

初心者の練習(3)

カラオケで唱って録音したものを聴いて、どの程度ズレているか分かれば良いのですが、曲によってはそれが著しく困難な場合があります。
所謂「ガイドメロディー」的なものがカラオケの中にあればいいのですが、最近の曲は特にそういったものが一切無い場合があります。
そういうのが速い曲、BPM140以上の16ビートとかだと、かなり大変です。

目立ってるのは、多少音程が上下しながら聴こえる「チャンチャラチャッチャ」の繰返しだけで、そこに所々ベースの音が入るだけ、なんていうのが結構ザラだったりします。
そういう曲ではそもそも1フレーズ間違えただけで自分が今どこを唱っているのかさっぱり分からなくなって、迷子になってしまうことも往々にあるでしょう。
そうなると、もう自信も無くなるので、テンポを一定に唱う事も難しくなり、テンポが揺れてしまったりします。

そういう状態でカラオケで唱った場合、その録音を聴くと、何と無くおかしいことは分かるけれど、どこでどうズレが、特にリズムにズレが生じたか自力ではさっぱり分かりません。

そういう時に昔私がやっていたのは次の方法です。
パソコンと、マルチトラック・レコーダーと歌入りと off vocal の両方の音源を用意します。

マルチトラックレコーダーというのは、例えば4トラック独立して扱うことができるレコーダーで、音源を再生しながら別トラックに同時に録音をすることができるものです。

例えばこんな製品があります。



手順は次のようになります。

  1. 歌入り/ off vocal 音源双方を wav に変換する
  2. パソコンで両音源の頭部分を同じタイミングでスタートするように編集する。編集には例えば Audacityというソフトを使います。
  3. 歌入り/ off vocal の両音源を同時に再生して、エコーがかかっているように聴こえるうちは、どっちかが早くスタートしてしまっています。うまく頑張って頭を揃えましょう。慣れないと、こんな単純なことで結構時間を食います。
  4. 目出たく揃ったら、保存して、それを先のマルチトラック・レコーダーに転送します。
  5. off vocal 音源の再生をヘッドホンで聴きながら、自分で歌って、それは別トラックのファイルに書き出します。
  6. 出来た歌唱ファイルをパソコンに転送し、編集ソフトに読み込みます。
  7. そうして、「歌入り音源とその歌唱ファイルを同時に再生する」ことで、カラオケで歌った自分の歌とお手本の歌唱を同時に聴けるので、ズレや誤りを把握できます。
  8. もし、曲のテンポが速過ぎて良く分からないのならば、編集ソフトの機能を使って再生速度を落せば、どこがズレているか分かります。
  9. そのまま再生速度を落すと音程も下がってしまうかもしれませんが、編集ソフトには音程を変えずに速度だけ落す機能もあると思います。

後は「初心者の練習(2)」と同様の手順を繰り返して精度を上げていくことになりますね。

勿論並行してリズムの基礎練習もしないと、上達はしません。

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